ACHDの海外事情in Finland
http://jpccs.jp/10.9794/jspccs.35.18/data/index.html
こちらの論文で、私の大好きな国フィンランドについて触れられていました。
気になったので、参考となっている論文を読んでみました。
登録しないと全文は読めないので、要約部分をDeepL翻訳を使って訳してみました。
『フィンランドにおける小児心臓手術の長期成績:学歴、職歴、配偶者の有無、親子関係について』
【対象と方法】
フィンランドで先天性心疾患の手術を受けた成人患者3789人を対象にアンケートを郵送した。
そのうち、2896名(76%)がアンケートに回答した。患者の平均年齢は33歳(範囲:18~59歳)で,最初の手術は9~46年前に受けていた。
【結果】
患者の教育水準は予想と同等で、雇用水準は予想より高かった(66%に対して70%)
彼らは一般人口と同じ頻度で安定した交際をしていたが、患者の中で親となっている数は予想より少なかった(49%に対して47%)。
患者の子供2697人における先天性心疾患の発生率は2.4%であった。
※( )内は自分で訳したのでご指摘あればお願いします。
【結論】
この結果から、外科的に治療された先天性心疾患患者は、高い生存率に加えて、精神遅滞の原因となる他の症候群がなければ、長期の心理社会的転帰が良好であることが確認されました。
アンケート内容が分からないので、なんとも言えませんが…
フィンランドでは、学歴、職歴において特に困難さは示されていないようです。
安定した関係を結婚と考えると、配偶者はいますが子どもを育てている人は少ないようです。
しかし、フィンランドの出生率はこの10年間低迷しており社会的に子どもが少ない状況です。
また、結婚率よりも離婚率が高く6割は離婚しています。
これらを考えると、病気の影響がどこまであるのか不明です。
親子関係に関しては読み取れませんでした。
以上、フィンランドにおけるACHD情報でした。