yandyandy’s diary

心臓リハビリテーション指導士から、心臓を持つすべての人へ

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ピアサポートだけでいいの?

「ピアサポート」という言葉を聞いたことがありますか? 障害者やアルコール依存症などの病気、子育てに悩む親などが、同じ立場の人たちと悩みを相談し支え合う活動として知られています。 家族や専門家には相談しづらい事も、当事者同士であれば相談しやす…

親主体の移行期準備。その時、子どもは?

先天性心疾患の移行期は12~20歳と言われます。 その間に、小児循環器科から成人循環器科への転科準備を行います。 未成年であることもあり、その転科準備は親が主体となります。 しかし、生涯を通して医療と関わっていくのは当事者である子どもです。 移行…

自立への一歩は16歳

今回も先天性心疾患の移行期を考えます。 先天性心疾患の移行期には患者の自立が必要とお伝えしました。 yandyandy.hatenablog.com 自立に必要なことは、自身を理解し自己決定が出来ることです。 しかし、子供は親の保護責任下にあり最終決定は親の承諾を要…

移行医療を考える

『先天性心疾患の成人への移行医療に関する提言』を読んでます。 http://sentenseishinshikkan2.pdf (umin.ac.jp) 今回は、この提言の内容を基に先天性心疾患の移行医療を考えてみました。 移行期っていつ? 移行期と言っても、何歳からが成人先天性心疾患(…