yandyandy’s diary

心臓リハビリテーション指導士から、心臓を持つすべての人へ

病気のある子どもは特別?

最近、大好きなフィンランド熱が再燃してフィンランド教育について調べています。

 

フィンランドは、幸福度世界一や子どもの学力世界一、ママにやさしい国上位など、なにかといい話題が多い気がします。

もちろんフィンランドにも自殺者やうつ病が多いなど暗い部分もあります。

虚血性心疾患の死亡率が高いという気になる面も…。

それでも、やはり教育や福祉への取り組みは勉強になることが多くあります。

 

世界では、インクルーシブ教育という病気や障害をもつ子も、もたない子も平等に教育を受けられる仕組みが推進されています。

もちろん先天性心疾患があっても、ない子と同じように教育を受ける環境があります。

病気や障害をもつ子だけが通う特別支援学校。

普通学校の特別支援学級

普通学校の普通学級。

どれを選択するかは、その子によります。

その選択は、親の悩みのひとつではないでしょうか。

 

私は学校教育については素人なので

あくまで個人的な見解としてご理解ください。

 

日本におけるインクルーシブ教育は、「病気や障害があっても、ない子どもと同じことができるようにする」という印象です。

つまり、同じことをするために「特別に支援(配慮)が必要な子」となり、他の子から見ると特別になります。

フィンランドの教師が、「すべての子に特別支援の視点が必要」と言っていました。

病気があってもなくても、みんなそれぞれ違う個性があります。

その個性に合わせた教育的配慮ができれば、誰かが特別になることはありません。

みんなが特別ですから。

今後、インクルーシブ教育を進めるのであれば、病気がある子を学校に適応させるのではなく、学校が全校生徒に配慮し変化していくことが必要になるのではないでしょうか。

 

まぁ、今の日本の学校情勢(教員含む)では難しいのであくまで素人の妄想です。